施術の流れ
初めに今のからだの状態をお聞きします。つらいこと、気になっていること等がありましたらお伝えください(*初回は簡単な問診表をご記入いただきます)。気をよく流すために、お水やお白湯はいつでもお好きなだけお飲みください。
舌をみます。色・形・大きさ・苔のつき方などで、全身の気の流れの状態がわかります。東洋医学の診断法です。一緒に鏡を見ながらからだの状態をご説明し、施術の前と後で変化を確認していただきます。
脈をみます。西洋医学とは異なり、左右の手首、各3箇所ずつ脈をとります。大きさ・リズム・沈み方・触感などで、全身の気の流れの状態がわかります。舌診と同じく、東洋医学の診断法です。
直接からだに触って気の流れの状態をみます。
上記までの診断をもとに、全身の気の流れを調整していきます(施術中にも脈や舌をチェックをし、改善状態を確かめつつ施術します。)布の上から温灸器をからだにあてていきます(熱さやヤケドの心配はありません)。気の流れに沿って動かしたり、じっくりツボを押したりします。初めての方は、まず目に見える腕の部分で温度や触感を試していただいてから開始しますので、ご安心ください。
腰はからだの要なので、ほとんどの方が腰から施術を開始します。頭から脚まで、くまなく施術していきます。途中、もしも「くすぐったい」「圧が強い」などの感覚がありましたら、遠慮なくすぐにお伝えください。調整いたします。
温灸での改善状態をみつつ、必要に応じてからだをゆする・擦る・押すなどの手技(しゅぎ)を加えていきます。
背面のほうが気が滞りやすいため、前面の施術時間のほうが短くなります。下腹部は、とくに女性は滞りやすいのでじっくり流し、腕と脚に移ります。
「頭や顔が詰まっている」方も多いので、主に手技(しゅぎ)で流していきます。ほとんどの方が眠ってしまいます。
今日のからだの状態をご説明し(ex. 肝臓が疲れている」「脚に気が巡っていない」等)、するといいこと(ツボ押しや体操等)・しないほうがいいこと(間違った食事等)などをお知らせします。
施術当日はよいお水を多めに飲んでいただきたいので、容器をご持参いただければお水はお持ちかえりもできます。